トライブレポートの読み方

SEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。

トライブ・リサーチから得られた知見を通じて、推進される企業のイノベーション活動を「トライブ・ドリブン・イノベーション」と総称しています。


トライブレポートでは先進的な生活者=トライブの持っている価値観や行動をトライブ・プロファイルとしてまとめています。そこからさらに、今はトライブにしか現れていないが、一般の生活者にも、敷衍できそうな洞察を生活者変化行動仮説として別途まとめています。

また、世の中にその生活者変化行動仮説を推進する様々なサービスやプロダクトが出現した際に、社会はこのように変化するのではないかという分析が社会変化仮説です。

トライブレポートにはこの生活者行動仮説と社会変化仮説を分けて掲載しています。


本ブログの読者と、トライブレポートを手にする方に知っておいていただきたい重要な点は、トライブ自体はターゲットではないということです。

先進的な消費者であるトライブが持っている価値観に基づき、自社の技術やリソースを組み合わせて新しい商品やサービスを作れば、将来的により多くのトライブ以外の人びとにも受容される可能性が大きいというのが、トライブレポートの本質です。

ですから、トライブレポートを読んで「こういうニッチなターゲットがいる」と認識するのは根本的に間違っています。トライブはあくまで発想の源であり、このトライブたちに対して狭い範囲でビジネスを提案しているわけではないことをご理解のうえ、読み進めていただければ幸いです。


184種類の先進的な生活者群(=トライブ)の調査レポートを1冊にまとめました!


【これまで紹介したトライブレポートはこちら】

【トライブレポート紹介①】メディア系新規ビジネスアイデアのヒント(ミックスチャネラー)

【トライブレポート紹介②】マッチングビジネスのサービスデザインのヒント(ノンラブティンダラー)

【トライブレポート紹介③】リテール系フィンテックサービス開発では支出管理に注目(フィンテッカー)



また、トライブの詳しい成り立ちと、ジョブの関係については以下の記事をご一読ください。

SEEDATAがエスノグラフィーでジョブを見つけだせるのは、トライブリサーチによるインサイトの蓄積があるから【前編】

トライブの価値観が次のイノベーションのもとになる【後編】


【この記事の監修者】

宮井弘之。SEEDATA代表。