新規事業、新商品・新サービス開発のアイデア集

近年、新規事業の立ち上げは多くの企業で命題となっていますが、消費者のニーズやライフサイクルの多様化により、「新規事業のアイデアがない」「どんな商品やサービスが求められているのか分からない」というお悩みをよく耳にします。

SEEDATAではこれまで、独自に定義した先進的な消費者たち(=トライブ)の調査をもとに、企業の新規事業の支援を行ってきましたが、当記事では、トライブレポートの紹介記事で紹介した新規事業や新商品・新サービス開発に役立つアイデアのみを抜粋して掲載・更新していきます。

トライブ(tribe)
「トライブ(tribe)」の記事一覧です。

新規事業アイデアをお探しの方はまずこちらの記事をご覧いただき、興味のあるトライブレポートの詳細につきましてはinfo@seedata.jpかこちらまでお気軽にお問合せください。

目次

自動運転の未来から考える新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介17】自動運転の未来から考える新規事業アイデアのヒント(助手席ドライバー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

まだ5年以上は先になると思いますが、仮に自動運転になったとして、自分で運転することが完全になくなったとしたら、「自動車というものの目的がもはや移動ではない」というキー・トレンドが必ず出てくるでしょう。

エンタメ助手席ドライバーの人などは、もはや車を「動くスタジオ」だと思っていて、「移動しながら景色が変わるのを見つつ、歌の練習をして、山の頂上に降り立って空気を吸うのが最高」というような価値観を持っています。これまで固定空間で提供されていたものが移動し、自動車が移動以外のさまざまな目的で活用される時代はいずれ到来するはずです。

現にSEEDATAでも、本当に忙しい場合はタクシーで移動して、車内でプレゼンのリハーサルをしたり、ブレストをしたりして、会議室としてタクシーを利用していることがあります。クライアントに行く際しか主要メンバーが揃わない場合もあるので、移動中が貴重な時間になるのです。

同じように、趣味を持つ人なら移動しながら歌ったりギター弾いたりすればいいし、車内がエンタメ空間になるようなサービスがどんどん出てくるはずです。

当然、安全面は考慮しなければなりませんが、全員が前を向いている必要はもはやなく、どんなレイアウトも可能になるかもしれないので、自動運転のシェアカーが広がれば、会議室をシェアで借りる感覚で、移動しながら会議するようになることが容易に想像できますし、そのような未来では社用車の選び方も変わってくるのではないでしょうか。

働き方改革系の新規事業アイデアヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介16】働き方改革系の新規事業アイデアヒント(プロクラウドワーカー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

プロクラウドワーカーの調査から我々が得た未来洞察は、「信用経済」という考え方が今後かなり重要になっていくということです。

「信用経済」という言葉と対をなすのが「貨幣経済」で、今の経済というのは基本的にはまだお金で回っていて、お金のやりとりをして仕事を受けているので貨幣経済といえます。しかし、クラウドソーシングの世界では信用経済的な価値観が勃興していました。

クラウドワークス上で大事なのは、「いくらの価格の案件をやるか」ではなく、信用できるクライアントから仕事をもらうことだったり、新しいスキルが身に付いたり、持ち始めているスキルの実績が作れたりすることです。スキルが貨幣の価値を上回り、スキルが自由な単位となって回っているのです。

実際にクラウドソーシング系のサイトでは、自分のスキルをバッジのように示して、それぞれのスキルを互助的に出し合いひとつのチームを作っていくという世界が出来上がっています。

今後クラウドソーシング系の新規事業や新サービスを考える人が意識すべきことは、クラウドソーシングで仕事をしている人は決して一人で仕事をしたいわけではなく、「自分はこのスキルを持っているから、別のスキルのある人と仕事をしたい」「オフラインでスキルについて話し合いたい」と考えているということです。お互いに高め合いたいという欲求があるため、クラウドソーシングを利用している人同士の交流はむしろ増えていくでしょう。

1対1でのマッチングではなくて、クラウドソーシングが出てきたからこそ、リアルな場やリアルな人との交流で信用を得るということが大事になり、コワーキングスペースのような場所の重要性も高まっていきそうです。クラウドソーシングサービスの普及した未来でも、一足飛びにクラウドワーカーにオフィスは必要ないということにはなりません。働き方改革でリモートワークが推進されると思いますが、このような理由から必ずしも直線的にリアルな場が消滅するということは言えません。

一般企業でクラウドワーカーを活用したい場合、彼らも入れるワークスペースのセキュリティなどを工夫することが求められそうです。また、自社の社員がクラウドワーカーたちを活用してビジネスをより大きくしていくために、どういう研修や制度が必要かなど、企業に勤めている人の働き方改革にもヒントがあるかと思います。

また、週3くらいは企業に勤めながら残りはクラウドソーシングを使うなど、副業という観点での個人のワークスタイルにも影響していくでしょう。

このように、今後ますますオフィスの在り方、人の働き方は多様化していく中で、「いくらの給料がもらえるからここで働こう」「いくらの給料がもらえるからこの仕事をしよう」という意識はどんどん希薄になっていくだろうということが予測されます。

ひとりで独立しているからこそ「いい信用を作りたい」「いいスキルを手に入れたい」「いい人たちと働きたい」という気持ちの方が強くなり、一方で給料など貨幣や、その仕事自体の重要性は相対的に下がっていきます。貨幣以外の価値をバランスよく取りながら仕事をしようという人たちが今後増えてくるだろうというのが、プロクラウドワーカーから得られたキー・トレンドになります。

シニア旅行系の新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介15】シニア旅行系の新規事業アイデアのヒント(シニアトラベラー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

彼らを調査して分かったことは、基本的にシニアの旅行は「また行きたい」という回顧型か、「いつか行きたい」という未統治制覇型に概ね分かれるということです。

調査の中で理想の旅行中の1日を聞いたところ「思い出の地に再び訪れるのがたまらない」という話が多く出てきました。若い頃に家族で訪れた場所に、子どもが成長して巣立ったあと夫婦ふたりでまた訪れると、思い出も含めて噛みしめることができる、シニアならではの旅行の楽しみ方といえるでしょう。

さらに注目すべきは「ここに行ったよね」と家で会話するのではなく、現地に行ったからこそ思い出せる感覚があるということ。彼らにとって、思い出は現地にも保存されていて、現地に行くことで思い出が引き出せるというのはかなり重要なインサイトです。

旅行会社の人は、シニアの方がいつ、どこに、誰と行ったかまでは分からないので、今はまだこういった行動を促すサービスは存在しませんが、これからの旅行体験は、同じ目的地でも過去との関係で思い出を引き出しやすくさせることで楽しみ度合いも全然変わってくるはずです。

とくにトラベル系の新規事業やアプリ、サービスなど開発する場合、過去の旅行を巡り返すような体験、「保存された思い出をうまく引き出せる経験」をデザインすることが重要です。

また、まだ行ったことがない場所に行きたいという欲求も実はとても強く、何故ならシニアは「自分に残された時間」を意識しているからで、これは若者との決定的な違いです。

どこでもいいから知らない場所に行きたいわけではなく、残された時間の中で、行ったことがある場所にも行きたいし、行ったことのない場所にも行きたいわけで、若い時はハワイばかり行っていた人も、未踏型になることもあります。

そういう気持ちをそっと後押しするような旅行の売り方として、「今までこういう場所に行っていたなら、まだ行ったことがない場所ではここがオススメ」というような提案の仕方が考えられます。要するに「未踏の中で制覇すべき領域を真剣に吟味する体験」のデザインが重要です。

また、機会領域もご紹介すると、残された時間は有限であり、そのうちケガや病気をするなどで体が衰えて、旅行に気軽に行くことができないときがやってきます。肉体が弱体化する一方で「行きたい」「もっと行っておけばよかった」という意識は強くなるものです。

現在の旅行は元気な人を中心に設計されているため、ケガをしてしまった人や、体が弱い人向けの旅行というのはあまり存在しません。これはアクティブシニアという言葉の弊害でもあり、実際は心はアクティブでも体がついていかないという人も多くいるため、今後は「体に不安を抱えている方のための旅行体験」のデザインが求められているといえるでしょう。未踏地制覇の欲求というのは増大していくので、少し体が弱くなってしまった人向けに、たとえば医療処置のできる添乗員がつくといった体験を提案してみることをオススメします。

夫婦関係(離婚・相続・遺言など)の新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介⑭】夫婦関係(離婚・相続・遺言など)の新規事業アイデアのヒント(未離婚)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

未離婚から得られたキートレンドの中で、SEEDATAが提案する機会領域が「対面しない家庭内意思疎通のデザイン」です。

夫婦関係がこじれてしまうと、まず顔を合わせることにすら精神的な苦痛を伴う場合あり、そうなると冷静に協議するということもままなりません。そこで、あえて対面しないコミュニケーションをデザインすることで、お互い腹を割って話し合うことが可能になるはずです。

わだかまりをとくにしても別れるにしても、こういったデザインのサービスはまだ出ていないので、ここは夫婦関係の新規事業や新サービスにおけるブルーオーシャンといえるでしょう。

離婚など夫婦問題全般においては問題が起きてから対処するようなサービスしか現状ありませんが、この対面しない意思疎通のデザインは、弁護士などの専門家でなくてもデザインすることができるのです。

養育費、親権、財産分与などでトラブルが起きてしまった場合は専門性が必要になりますが、離婚するのか、しないのか、そもそもこのまま他人でいいとも思っておらず仕方なく割り切っているので状態の夫婦に対しては、こういったサービスが今後ますます求められていくでしょう。

それ以前のサービスがあればどうにかなっていたものも多いはずなので、いずれにしてもビジネスデザインの余地はあるし、マネタイズの方法も色々と考えられます。ここは価値の提供領域なので、金融系、法律系、保険会社などの方はこのジャンルを新規事業としてトライしてみることをオススメします。

教育系サービス開発、新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介13】教育系サービス開発、新規事業アイデアのヒント(早育ママ)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

これはすでに米国では出始めているのですが、エビデンスドベースという教育が今後日本でも主流になっていくでしょう。これまでの早期教育は、具体的にどの勉強がどのようにに効果があったのかまで確かめようがありませんでした。そのため、自分の成功体験や、逆に自分の抱える不安や失敗経験から二の轍を踏ませたくないという思いと、世の中に数多あるメソッドとの掛け算で何をするか決めてきたのです。

今後出てくるアプローチとして「科学的定量データによる子育てサポートのデザイン」という機会領域に注目すべきです。すでに海外の先進層の親たちの中では、科学的エビデンスに基づいて早期教育、幼児教育、中等教育などを支援していくということは、ひとつのアプローチになってきています。

日本では、教育ビジネスは労働集約的な事業構造と捉えられており、ビジネスとしては儲からないといわれていた時期が長いという経緯があります。一方、先進的なビジネスをやっている人たちの間では教育はむしろ成長産業で、今後もスケールするビジネスといわれていますし、エビデンスドベースによって子どもたちの教育が科学的にデザインできるのではないかと期待されています。

ある米国の通信教育の大学では、オンラインで何時何分に、誰が、どのコンテンツを、どのような目の動きで、どの程度集中して受講したら、その後の成績がどのように変化したかをすべてデータとして出せるようになっています。

このような技術が進むと、リアルな授業で良い先生に教わるよりも、通信教育で教わるほうがよいということになり、今まで人手がかかると思われていた教育産業が一気に装置産業になっていきます。実際に英語の分野では既にかなり出てきていますし、今後、早期教育も含めて、ありとあらゆる分野で確立されたアプローチが出てくることでしょう。

SEEDATA的には教育で新規事業を始める場合、このジャンルしかないと考えています。この通信教育を支えているのは、MOOC(Massive Open Online Courses )という技術で、大規模公開オンライン講座と訳されています。

ネット動画で良い授業を受けられるという流れは日本でも既にきていますが、今後はその学習効果を科学的なデータとしてどう測るかに人々の興味は移っていくはずです。そうなれば、これまでのようにコンテンツの数は重要視されなくなり、みんないちばん効果のある先生の授業をオンラインで聞くことが一般的になり、学校の先生の役割も変化していくでしょう。

リラックス系商品開発、新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介⑫】リラックス系商品開発、新規事業アイデアのヒント(アラパー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

最近、マインドフルネスや癒しなどのジャンルの商品の開発に携わる方々から「人々のリラックスや休息に対して価値を提供したい」とよくご相談を受けます。ただ、この「リラックス」という言葉だけだとぼんやりしているためMVPには落ちません。

ここで重要なのは、リラックス、癒し系の新規事業や商品を開発したいと考えている方は、休息やリラックスをせめて2、3種類程度にしっかり分解し、どんな休息やどんなリラックスなのか、それぞれごとにユーザーが異なるということを理解して、どのユーザーに対してはどのタイプのリラックスを提供することをMPVにするのか、または新商品・新規事業案のコンセプトにするのかを考えるべきです。

いずれにしても、リラックスという言葉だけでは新商品のアイデアや新規事業のコンセプトにはなり得ません。リラックスという価値を一段深掘りしたところで捕まえる必要があります。そのような前提のもと、我々が提案しているのが「二段階休息のデザイン」です。

インタビューでは「カフェで休むことと公園で休むことはかなり違う。いきなりカフェに行くより、まず公園に行って休息したい」という発言がありました。つまり、まず喧噪からいったん離れること=公園に行くことが一段階目のリラックス、休息の意味を成しているのです。その後、さらなる癒しを求めてカフェで落ち着きたいというインサイトがあり、一言で「休息」といっても、このくらい細かな機微があるということが分かります。

商品開発の場合、コンセプトをしっかり特定する必要があるので、アラパーをヒントにリラックスや休息といっても細かな違いがあるということを理解し、自社の商品やサービスが提供したい癒しや休息はなんなのかを、しっかりと考えてみてはいかがでしょうか?

「ここまで狭く考える必要があるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、この程度まで細かく尖らせて考えなければ、新商品案のコンセプトは磨かれていかないのです。

公園の近くのカフェというのは、二段階休息で癒しや休息を求める人々の欲求に応えているからこそ人気が出るのであって、まだ2段階休息にはなっていない都会の中にある公園は、今後ニ段階休息をどう実現するのかをデザインしていくことが、さらなる飛躍のヒントとなることでしょう。

エコ系商品開発、新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介➉】エコ系商品開発、新規事業アイデアのヒント(エコエンターテイナー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

我々が最近のサービスデザインでも活用し、実際に消費財などの商品開発で使っているのが「エコは質素から贅沢へ」というトレンドです。「エコはカッコいい」だけではもはや古く、エコは贅沢を構成する要素のひとつとして考えられるようになっているため、SEEDATAではラグジュアリーブランドを考える際にはまずエコな視点から考えます。

たとえばSEEDATAが今消費財でいちばん注目しているのが、何年か前からきているトレンドで今はあらゆる分野で広がっている「ボタニカル」です。実際に2、3年前から、一部の消費財メーカーと一緒にボタニカルをキーワードに商品開発を行っているのですが、ボタニカルにはこれまでのエコの文脈がすべて入っています。

素材の透明性からこだわるフェアトレードの考え方、パッケージが土に還るという環境性を重視した考え方、なおかつエコ行動を行っていることがクールということで、シンプルで飾らないパッケージデザイン。これまでエコで語られていたことが全部しっかり入っているものが本当のボタニカルであり、これを一言で表すと「現代の贅沢」といえるでしょう。

最近はこれらが実現されていない、ニセモノのボタニカルが増えてきていますが、もともとアメリカやヨーロッパを中心に注目されていたボタニカルの考え方は、エコのクールさやフェアトレード、ファッションとしてのエコなどをトータルに実現した、現代のもっとも贅沢なものです。

一昔前までは贅沢=ゴージャスや華美なものでしたが、「現代の贅沢やプレミアムはボタニカルである」ということを意識してあらゆる商品サービスを設計すると、新規事業や新商品のよいアイデアが浮かんでくるはずです

逆にエコ系の新規事業の失敗例としては、エコをお得という文脈だけで考えたり、実際に地球にどれくらい優しいかということだけに言及してしまっているパターンです。もはやそれだけではエコプロダクトやエコサービスは広がらないという実情を理解し、先進的な人たちの考える、贅沢品のひとつとしてエコプロダクトを捉えようというトレンドに着目すべきです。

また、世の中の新商品・新サービス開発者の方は、ボタニカルを単に植物性と勘違いして失敗しないようにしましょう。単なる植物性は昔からありますが、ボタニカルと言いつつ植物性にコンセプトがに寄ってしまっているものも多いので、失敗例にならないように注意してください。

介護・シニア系新規事業アイデアのヒント(ソロ介護)

【参照記事】

【トライブレポート紹介➈】介護・シニア系新規事業アイデアのヒント(ソロ介護)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

見守りをサービスデザインをしていく際にとても重要なインサイトは、「いかにも『見守り』というようなものは、介護する側もされる側も嫌がる」ということです。つまり、見守りカメラの設置などは、見張られているように感じてしまうため、介護する側もされる側も好まないのです。

では、どのように見守りをデザインしていくことができるのか、実はここに、すべてのビジネスモデルを持っている人たちが見守りサービスに参入していく余地があるのです。

たとえば、介護する人が毎日現場に行けないのであれば、宅配業者やお弁当の宅配員、郵便局員などがお宅に伺い少し様子を見るというサービスが考えられます。2018年現在、すでに似たようなサービスも出てきていますが、見守りサービスをデザインする際の一番のポイントは、どの職の人が向いているのか、どういったツールを使うか、どの程度の頻度か、料金設定などの問題以上に、「見張りではなく見守りを実現するのは、日々触れ合う人やモノである」ということが非常に重要になってきます。

見守りを行うのは人間でなくても機械でもよいのですが、たとえば電気のオンオフでもいいし、なるべく日々触れているものの延長上で見守りが行われることが求められています。

当然、介護される側の状況に応じてどの程度の見守りが必要か差異もあるため、この点は今後まだまだ開発の余地があるといえるでしょう。

見守りについて私たちが言及するさらなる背景には、介護業界の方々は周知のことですが、今後老人ホームでの介護はもう伸びなくなり、基本的に自宅介護が主流になっていくことが予想されるからです。つまり、いかに自宅で見守っていくかという点に、介護におけるいちばん解決しなければいけない課題が詰まっているといえるでしょう。

介護ジャンル全体は今後もさまざまな分野からの参入の余地があるため、介護ビジネスど真ん中というより、既存ビジネスの中に介護系のビジネスのエッセンスやアイデアを取り入れ、自社ビジネスを発展させていきたいという企業の方には、ソロ介護のトライブレポートをオススメいたします。

アンチエイジング系新規事業、新商品・新サービス開発のアイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介⑧】アンチエイジング系新規事業、新商品・新サービス開発のアイデアのヒント(アドバンスト・アンチ・エイジャー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

男性用化粧品について得られた示唆は、カスタム調査などでも毎回必ず繰り返し出てくるのは『男性で美容意識が高い人は男性用の化粧品は使わない』というインサイトです。

男性用の化粧品の観察をする際、「男性向け」とうたっている化粧品に関しては意識の高い人に聞く意味はあまりなく、彼らはもはや男性向けを使わないということが分かっています。つまり、デモグラ別のケア商品は『意識の高い男性には通用しにくい』ということになり、まだ意識が高くない層に向けて開発することをオススメします。

女性用化粧品に関して、サービスという意味で興味深かったのは、最近はライブコマースという形で実際に世の中に出てきてますが、『ロールモデルと製品の一体化』というキー・トレンドがあります。今後女性は効果効能より『この人のようになりたいから使う』という考え方が重要になってくるということが、この調査からも導き出されていました。

実際にライブコマースの登場により、誰がプロデュースしているブランドなのか、誰がオススメしているのか、誰みたいになりたいからという考え方がメジャーになり、逆に効果効能を追求していく流れはしばらく弱まっていくでしょう。

モデルやカリスマでなくとも、誰もがネット上で商品をオススメできる世界になり、消費者同士で「あの人が使っているものを買いたい」という流れは今後も続き、身近な人がロールモデルになりながら、商品が使われていくライブコマースの技術は今後どんどん普及していくはずなので、化粧品を手掛ける方たちはいち早くこれらのサービスに着手していく必要があります。

おひとりさま向けの新規事業、新商品・サービス開発のヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介➆】おひとりさま向けの新規事業、新商品・サービス開発のヒント(ピン消費)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

イノベーションを考える際に、異なる業界で使われている体験のみを取り出し、まったく違うビジネスモデルと掛け算するという方法があり、ソロウエディングはまさにそのようにしてイノベーションを起こしている良い事例といえます。

結婚式というのはそもそも旅行ではなく結婚をする際に行う儀式なので、それ自体を旅行にしようというのは話が飛躍しているように感じるかもしれません。しかし、結婚式は女性にとって一生に一度のもので、素晴らしい体験だと多くの女性が言っているという事実を踏まえ、結婚式が実際にどのようなプロセスになっているかを考えてみれば、旅行に応用できそうな体験設計のポイントにあふれているのです。

まず、きれになるためにエステに行き、誰を呼んでどんな席次にしようかという企画をし、それを大事な人たちと写真に残すという楽しみがあり、簡単にいえば自分が自分らしく輝くためのプロセスを踏んでいくわけです。であれば、その体験だけを別途味わえるものを作ろうということでできたのがソロウエディングなのです。

これはイノベーティブな商品やサービスを企画する際の視点の持ち方の一つで、「アナロジー」というプランニングの手法になります。

実際にサービスデザインをする際は、先進的なユーザーが別の分野でやっていることの体験だけを取り出して、自社のビジネスに応用することでイノベーティブな新商品や新サービスが生まれる事例はよくあり、その典型的な成功例が結婚式の体験だけ取り出し、旅行と掛け算して生まれたソロウエディングという旅行商品なのです。

近頃は結婚式にはなるべく予算をかけないという考え方が広がっている中、ソロウエディングという旅行商品になら何十万円も使う人たちが現れている、ソロウエディングは結婚式のイノベーションとも、旅行のイノベーションともいえるでしょう。

スポーツ系新規事業、新商品・新サービス開発のヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介⑥】スポーツ系新規事業、新商品・新サービス開発のヒント(スポ・シューマー)
はじめに~トライブレポートとは SEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。 トライブ・リサーチから...

スポシューマーの調査から分かった興味深い点として、我々は当初、彼らを調査すればウェアラブルデバイスをつけて自分の体をトラッキングしたりすることの意味やデザインのヒントがわかると思っていたのですが、実際ウェアラブルデバイスをつけるのはスポ・シューマーではなく、ファンランナーの人たちでした。

一方、スポ・シューマーたちには「簡単なウェアラブルデバイスを右手につけるだけで、ボディバランスが崩れるから嫌だ」という価値観があったのです。

スポ・シューマーは自分の主観的な身体感覚をとても重要視しており、僅か1、2gの違いでも感じ取れるような繊細なボディバランスを持ち、客観的に計測されても今の自分の感覚と違うのであればむしろ混乱する要素でしかありません。今後技術が進歩していけば違うかもしれませんが、現状のスポ・シューマーにはウェアラブルデバイスをつけることができないという結論になったのは、とてもおもしろい調査結果といえるでしょう。

彼らが求めていたのはむしろ「自分の感覚を数値化できる」という体験です。タイム、脈拍などを客観的な数字で測られるのは嫌だけれど、たとえば「今日は体がちょっと重い」という自分の主観的な感覚を数値化し、毎日数字で把握したいというニーズがあることがわかりました。

これは、たとえば「今日は体が疲れてる」と思ったら「何%くらい乳酸が溜まっているから」など、自分の主観を説明できる数字が欲しいという意味です。しかし、目に見えず、感覚的にしか把握できていない部分の数値化というデザインは、現在はあまりありません。

最近、睡眠ビジネスや健康ビジネスではトラッキングという計測サービスのデザインが流行っていますが、これらはつい客観的な指標を与えがちです。一方で、ユーザーが求めているものは自分の主観的な感覚の数値化なので、ここをうまくデザインしていくことが今後のスポーツ系の新規事業や新商品・新サービス開発の大きなヒントになっていくでしょう。

現在スポーツデバイスや健康デバイスを開発している方は、人体につけるという考えからは脱却し、今後はいかに人体につけないかを考えることが必要になるでしょう。

もちろん、スポーツ系に留まらず、健康系、睡眠系の新規事業や新商品・新サービス開発でも、この考え方を新しいヒントとして応用できるはずです。

シニア領域における新規事業・ビジネスアイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介⑤】シニア領域における新規事業・ビジネスアイデアのヒント(シニアウオリア)
はじめに~トライブレポートとは SEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。 トライブ・リサーチから...

シニアウオリアのインタビューからわかった共通の価値観は「長生きすることが嬉しくない」という考え方です。簡単にいうと、長生きすることはリスクであり、「いったい自分は何歳まで生きてしまうのか」とむしろ不安要素を抱えています。

つまり今後は寿命ではなく、健康寿命にフォーカスがあたっていき、寿命が延びても健康でなければ、医療費がかかるし、子どもたちなどからのサポートが受けられなければむしろリスクでしかないという考え方がメジャーになっていくでしょう。

この点から考えて、シニア系のビジネスを設計する人が意識しなければいけない重要な点は、「シニアの皆さんはお金もっていますが意外にも倹約的である」ということです。お金を使う場面と倹約する場面の差があるということを理解しておかなければいけません。

SEEDATAのシニア三部作トライブレポートを見れば、シニアがどこでお金を使ってどこで節約するかということが概ね分かりますが、そこを理解せずシニア系ビジネスを設計すると、単に「シニアはお金をいっぱい持っている」という文脈で高額商品を作ってしまい、結果売れないということになりがちです。今の時代であれば、節約系のほうが受け入れられるものが多いでしょう。

これからシニア向けに新規事業、新商品、新サービスを作る場合、アクティブシニアは長生きがリスクと感じているという価値観を意識して、広告もPRも考えるべきですし、とくに、一般ウオリアの人たちは、なるべくお金を減らしたくないので小銭を稼ぎたいと思っていることに注目すべきです。

詳細は記事では書けませんが、「シニアは小銭稼ぎはしたいけど、若者の小銭稼ぎとは違う」という点をよく考えてビジネスを設計しなければいけません。

実はシニア向けの小銭稼ぎというのは新しい分野であり未踏領域です。また、ここで重要なのは、「シニアは不安があるから小銭を稼ぎたいが、小銭を稼ぎたいとは言わない」ということです。要するに「これはシニア向けの小銭稼ぎビジネスです」と明言してしまっては売れないのですが、その背景には「リスクは感じているが、まだ長生きすることがリスクとはっきりと意識はしていない」という難しさが存在します。

さらに、シニア向けの新規事業や新商品サービスをしている人が気を付けなければいけない点は、今後は自営業やフリーランスがさらに増え、彼らには定年がないため、自営業ウオリアにも注目してビジネスを設計してかなければいけません。

このジャンルも未踏領域なので、いち早く注目すべき機会領域といえるでしょう。

ヘルスケア系新規事業のアイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介④】ヘルスケア系新規事業のアイデアのヒント(ドクターシューマー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

ドクターシューマーから出てきた価値観で一番の発見は、多忙族やアスリートは「1日3食食べない」という考え方をすることです。

彼らは多忙を極めるため、食事を食べる時間がもったいないと感じ、1日中少しずつ完全栄養食を飲んでいたのですが、そこには「つねに腹8分目でいたい」という今までまったく思いつかなかった需要がありました。

そこからSEEDATAでは「満腹になりたくないけど空腹にもなりたくない、腹8分目のデザインツール」という完全栄養食がもたらす新しい意味を見出しました。腹8分目のデザインは今後のトレンドになっていくでしょう。何故なら、世の中には食べ物にそこまで興味がない、または忙しさから食事をする時間を仕事にあてたいというニーズが確実にあり、これは多忙族の調査でも明らかになっています。

健康系や食品系の企業は商品として「腹8分目」カテゴリの事業群を作り、流通なら「腹8分目」のPBや棚を作ったり、サブスクリプションのビジネスモデルを作ればヒットするでしょう。たとえば、いちいち買いに行かずとも、定期購入でこれだけ食べていれば栄養面も大丈夫という商品が送られてきて、昼と朝の食事の時間をとらなくてよくなれば、忙しい人たちにとっては最高なわけです。

完全栄養食品は食事というより、口にすることで気分転換にもなる、どちらかといえば喫煙にも感覚的に近いといえるでしょう。もちろん食事の時間を大切に考える人には受け入れられないと思いますが、今後は食事をとる時間の影響で生産性が下がると考える人と、二分化していくはずです。

フィンテック系新規事業のアイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介③】フィンテック系新規事業は支出管理に注目(フィンテッカー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

フィンテッカーのレポート以降、現在既に波が来ている生活者行動のひとつは、少額投資行動の増大です。その背景には、

家計簿アプリなどを使い始める

どんぶり勘定から脱却

何事も小口で管理するという意識が生まれる

という流れがあります。

また、フリマアプリなどが増え、誰もが小銭稼ぎしやすい仕組みが増えてきているということなども影響しています。

小口管理という意識が人々の中に浸透した結果、投資も少額で行うという考え方が表れました。

このアーリーウォーニングサインとして、最近ではレシートを1枚10円で買い取るサービスが話題になったり、おつりで投資をしたり、携帯のポイントが投資に回せたりと、少額で投資をしたいというニーズに応えたサービスがとても増えてきています。

なるべく少額の投資をたくさんかき集められるようなサービスが今後は伸びていくでしょうし、これは新規事業を考える際のヒントになるでしょう。

今後の家計簿アプリは、データを用いてお金を管理できるようになった人に、投資商品などの新しいサービスを勧めるハブになっていくと考えられます。また、家計簿アプリのユーザーになってもらうことが、金融サービスをリテールに売っていくことの一番起点になっていくのではないでしょうか。

消費者が家計簿アプリを起点に資産管理を始めることが一般化していけば、家計簿アプリ系の会社はそのデータや支出管理履歴をもとに、次の金融商品のクロスセルプラットフォームという形でビジネスを展開していくことが可能です。

こういった観点から、むしろ証券会社や銀行というのは実は家計簿アプリにもっとも力を入れるべきともいえます。今はまだ銀行口座のほうが重要視されていますが、仮に私が今からリテール部門を担当するとすれば、銀行口座の開設より、支出管理口座の開設をファーストプライオリティにおいてリテール営業をかけていきます。何故なら、誰しも支出を減らしたいとは思っていますが、口座を開きたいとは思っていないからです。

まだフィンテックからのクロスセルという大きな流れはきていませんが、こういったデザインができている会社は今後非常に伸びていくでしょう。

マッチング系新規事業のサービスデザインのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介②】マッチング系新規事業のサービスデザインのヒント(ノンラブティンダラー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

ティンダーを分析するうえで、ひとつ重要なのは人の選び方の変化です。

「何を」ではなく、「誰を」というのはあらゆるトライブで頻出するメガトレンドですが、それよりも、恋愛相手や趣味における人の見極め方が、左脳型ではなく右脳型になっているというのがこのトライブの興味深い点であり、重要な点でもあります。

これまではその人が信頼できるかどうかは卒業大学や出身地などのいわゆる「スペック」に依存した判断が主流でしたが、ティンダーは相手を好きか嫌いかを、表情や写真の中に写っているもので直感的に指を右か左にスワイプさせて判断します。これがSEEDATAの考える右脳型の意味です。

つまり、人を信頼するに足る情報を、画像と家に置いてあるものなど、トータルの世界観で判断しているというのが極めて重要なポイントになります。右、左と画像を根拠に相性を右脳的に判断する行動は、現在はティンダーでしかできませんが、このような判断行動をサポートする技術やサービスが拡がれば、今後はきっと一般の生活者の中でも現れてくるはずです。

ここから生活社変化行動仮説に焦点を当てると、この人達がティンダーで消費しているのは、右脳的なマッチング判断です。そうすると、単にお手軽に画像で好き嫌いを判断するデーティングアプリの背後には、「スペックなどの左脳的情報ではなく、右脳で信頼性の判断を行うことで驚きや充実感を感じることができている」という「新しい意味」を見出すことができます。

技術でもニーズでもなく、そこにある新しい意味から、新たなサービスや商品をデザインすることができるのです。

プレミアム系商品開発のアイデアのヒント

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【トライブレポート紹介22】プレミアム系商品開発のアイデアのヒント(クラフト・ドリンカー)

クラフト・ドリンカーの調査で明らかになった、クラフト消費が非常に収益性が高いということを表すキートレンドをご紹介すると、クラフトビールには『一杯、一日、一生』という 3つのレイヤーでの楽しみ方があります。

この3つのレイヤーの楽しみ方ができるのがクラフト消費のよいところです。これができるあらゆる商品には、さまざなストーリーがあり、クラフト消費にはこういった段階があるということが非常に重要なのです。

つまり、クラフト消費は一生続く旅なので「この商品に飽きる」ということがなく、ライフタイムバリュー(顧客の生涯価値)が非常に高い設計が可能で、ブランディングしがいのある消費の分野ということができるでしょう。

まず一杯としてどう楽しんでもらうか、その日の中でどう楽しんでもらうか、一生の中でどう楽しんでもらうかという観点でさまざまな商品を作っていくことで、クラフト消費のブランドとして成功することができるのです。

農業系ビジネスの起業アイデアヒント(ネオ農家)

【参照記事】

【トライブレポート紹介21】農業系ビジネスの起業アイデアヒント(ネオ農家)

農業界に今後確実にやってくるトレンドとしては、現在、鉄筋コンクリートの建物の中でかなり大規模に水耕栽培が行われ、LEDで栄養素のコントロールまで可能になり、条件を組み合わせて大量にデータがとれるようになっています。

これまで農地の少ない都会においては地産地消が珍しいようにいわれていましたが、都会で食べる野菜の一部は、すでにビルで作ることが可能になっているため、近い未来にはさらに普及していくでしょう。

そして、この技術を支えていくために、今後、データを組み合わせて最適な組み合わせを発見する農業データアナリストという職業が求められていくでしょう。

ただし、できたものをどのように消費者に届けていくか、マーケティングやブランディングの見せ方はまだまだ足りない部分があるため、作った野菜をどう生活者にみせていくかという観点でSEEDATAが支援させていただきます。

我々は農業の専門家ではないため農業ビジネスの支援はできませんが、農業系の起業のアイデアをお持ちの方や、農業系ビジネスで起業したいという方は、資金調達する際のお手伝いや農作物のブランディングのお手伝いをさせていただきます。

さらに、10年後、15年後の未来を予測をすると、おそらく、土に種をまいて野菜や果物を作るということはひとつの伝統芸能になっていく可能性があります。

車が手作りではなく工場で作られるのが当たり前になっているように、農業もおそらく工業化され、それが当たり前の時代がやってきます。そうなると、手で農作物を作るというのはある種のストーリーとしての価値や、伝統的な文化として守る形になっていくだろうというのがSEEDATAの予測です。

女性向け新規事業アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介20】女性向け新規事業アイデアのヒント(ママ起業家)

調査の結果、ママ起業家には、ママ起業家同士で助けあったり、ママ同士お互いにサービスを提供し合うというエコシステムが存在し、そのママコミュニティの中での起業が多いことが分かりました。

基本的にママ起業家たちは、ママ同士のコミュニティの中で自分が子どもを育てながら、社会進出をする方法はこれしかないと思っているという共通点があり、さまざまな方にインタビューした結果、以下の7つの方向性が見えてきました。

メガ型

リスクを恐れず起業し、起業家としてスケールが大きく、結果とて大きな収益を上げるママ起業家

スティール型

尊敬するママ起業家のスキルを吸収し、組み合わせ、他の誰でもない独自のスタイルを築き上げるママ起業家

「ながら」型

子どもとの時間を大切にするために起業し、育児・家事をしながら仕事をするママ起業家

チャイルドサポーター型

子どもの存在を仕事のモチベーションとし、パートナーが夫から子どもへシフトしているママ起業家

ポイント稼ぎ型

自分のための消費も仕事の一種ととらえ、ママ友コミュニティでの「ポイント稼ぎ」の消費を好むママ起業家

ビジュアル型

「起業」をステータスとして捉えている部分が大きく、実際にやってみて想像とのギャップに幻滅するママ起業

情報不足型

「起業」を一括りに考え、ママ特有の起業の在り方を知らずに起業に失敗してしまうママ起業家

ママ起業家たちは、基本的に家事育児と社会進出の両立が目的のため、そこまでスケールするビジネスをやろうという考え方をしていないことが特徴です。このことを踏まえ、一般的な起業とは違う支援の仕方をしていく必要があるといえるでしょう。

また一言でママ起業家といってもご紹介したようにいくつかの類型化ができます。新規事業を立ち上げる際のMVPはどんなに小さく見積もっても類型化の数以上あるわけですから、ママ起業家向けサービスがこのレポートからでも数十の単位で設計できると考えられます。

女性向けの新規事業や、ママで起業を考えているという方は、SEEDATAならびにSD/Vでサポートもしていますので、ぜひお問合せください。

ビジネスマン・ビジネスウーマン向け新規事業アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介19】ビジネスマン・ビジネスウーマン向け新規事業アイデアのヒント(多忙族)

多忙な人たちに向けた商品開発は、たとえば、ガム、チューハイ、ビール、お茶、コーヒー、目の上にのせるあたたかい布、化粧品など、さまざまな消費財において「ほっとできる」「リラックス」「癒し」という方向で商品の価値をデザインしている例の枚挙に暇がなく、もはや開発されつくされているといえるでしょう。

マスプロダクトであったとしても、細分化した最適なシーンや、その最適なシーンに合わせた形で機能をデザインしていくことが、現代のマーケティングにおいて重要な点ですが、このときに役立つのが多忙族から出てきた「幸せな1日の終わり方のデザイン」という機会領域です。

人々はどこかで「1日が終わったな」と感じる瞬間を求めていて、それは人によっては寝る直前や、シャワーを浴びているとき、ベッドでゴロゴロしている時間かもしれません。

1日の終わりを感じる瞬間は人それぞれ違いますが、「こういうシーンで、このように使用すると、こんな幸せな1日の終わり方ができます」という伝え方をすることで、多忙な意識を持っている人たちには刺さりやすいのです。詳細な説明は長くなるので省きますが、「人によって一日が終わったと感じる瞬間が多様である」ことはモダンな商品コンセプト開発業務においては、チャンスです。これを人によってシーンが細かく違う現象はマスプロダクトでは扱いにくいと考えている商品開発マネージャーは、すこし時代遅れの考えになっているかもしれませんね。

主観的多忙感を持つ人たちは「忙しかった1日が今日も終わった」と満足感を得たいのです。多忙族の中でも夜はそこまで「動き」としては多忙ではないので、夜の時間というのはまだまだデザインの余地が残されています。

夜の時間にどういったサービスや商品があれば「今日も1日頑張ってよかった」と思えるかを考えてみるとよいでしょう。

たとえば、音楽サービス、ハードウエアのガジェット、アロマ、睡眠、飲み物、夜食、入浴グッズなど、多忙な人々に「あなたのライフスタイルの中で、この時間帯を1日の終わりにしましょう。その瞬間を幸せなものにしましょう」ということが伝わる消費財をデザインしていくことが重要です。

コンテンツ配信サービスの新規事業アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介18】コンテンツ配信サービスの新規事業アイデアのヒント(オンラインストリーマー)

オンラインストリーマーのレポートの中でもっとも重要な機会領域が「視聴スタイルに合わせたコンテンツのデザイン」です。当時は新しく、現在ではすでに定着しているのが以下の4つの視聴スタイルです。

真剣視聴は、リビングや自分の部屋などの集中できる空間で、何時間も視聴し続ける方法で、食事のような集中力をそがれる、または離席せざるを得ない行動をスムーズに行いたいと考えています。

スキマ視聴は、移動時間や待ち時間などの隙間時間に視聴するスタイルで、視聴シーンは屋内、屋外問わず幅広く求められます。

ながら視聴は、文字通り何かをしながらの視聴です。リラックスするために行われることも多く、その場合主にお風呂場などで視聴するスタイルです。

また、ながら視聴のもうひとつのスタイルがBGMとしての視聴で、家事や作業、運動中などに画面は見ずに、音声のみを聞くスタイルもあります。

これらの視聴スタイルに合わせてコンテンツをデザインしていくヒントをご紹介します。

たとえば、現在はまだビンジウォッチのために作られたというコンテンツはありませんが、このような視聴スタイル自体は人々の生活にはすでに浸透しているため、真剣に見せたいものを作る際は、集中的に見るビンジウォッチを活用し、学び系コンテンツを半日くらい見続けるブートキャンプ的な方法が可能になっていくでしょう。

また、ながら視聴では何か作業している最中に視聴するため、耳だけで楽しめるコンテンツが求められています。ここでのポイントは動画再生を耳だけで楽しんでいるケースがあるということです。それであれば音楽プレイヤーで再生すればよいのではないかとも思いますが、視覚部分、動画コンテンツ部分にもなんらかのニーズが存在すると思われます。

スキマ視聴は、移動中などの視聴が多いため、スマホ、タブレットなどコネクティド視聴が基本です。現在は隙間時間に見られるように工夫されているコンテンツもありませんが、たとえば学び系・ニュース系のコンテンツなどは今後すごく需要があるといえるでしょう。

サブスクリプションサービス、新規事業アイデア企画のヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介32】サブスクリプションサービス、新規事業アイデア企画のヒント(ソロテーマパーカー)

そもそも、「おひとりさま」という言葉が流行ったように、ひとりで何かを楽しむという行為は昔からありましたが、ひとりで楽しむものといえばカラオケ、焼き肉などがメインでした。

また、女性なら、キャラクターなどの熱烈なファンが高じて一人でテーマパークへ行く人は昔から存在しましたが、基本的に2人以上で行って楽しむのが当たり前だったテーマパークに、男性が一人で行くというのは、おひとりさまの未来を表していると考えました。

ソロテーマパーカーから見えてきた、サブスクリプションにした場合の超重要なビジネスリスクは、使い放題サービスにすると3年くらいを境に急にパークに行かなくなるということです。

ソロテーマパーカーのように勝手にマニアックな点に目を向けて続けてくれる人もいますが、そんな人ばかりではありません。前述したように、使い放題にしてもワンデーのときと同じ商売をしていると、飽きが加速して急にいなくなってしまうのです。

サブスクリプションサービスに移行にするときは、都度売りとは変わってくることを十分考えて離脱マネージメントを設計しましょう。

食事系サービス、新規事業開発アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介31】食事系サービス、新規事業開発アイデアのヒントちょい足し族

近年、分野を問わず、メーカー側が想定していない使用法を生活者が発明し、それをメーカー側も取り入れるという事例が増えています。とくに食においては、個々人のこだわりや、マニュアルから外れた美味しい食べ方などが世の中に数多く存在します。

そしてSNSなどの登場により、提供者の想定した使い方、消費のされ方にプラスアルファを付け加える生活者は今後ますます可視化されていくことが予想されます。

ちょい足し族の調査から得られたキー・トレンドとして、まだブームにはなっていませんが、今後確実にくることが予想されるのが「ちょい足し」から「ちょい引き」というトレンドです。

すでに完成されている食品に対しては「味が濃過ぎるので薄めたい」、もしくは自分でちょい足しすることで「味の引き算」をしたいというインサイトがありました。

ちょい足しすることで味をプラスするだけでなく自分好みにちょい引きできる、そんな調味料の開発が求められているといえるでしょう。

AIファースト時代のサービス開発、新規事業開発アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介30】AIファースト時代のサービス開発、新規事業開発アイデアのヒント(botter)

botterのトライブとしての価値観は「同じ作業を人が2回以上繰り返すのは悪いことである」という非常に先進的なものです。

そもそもbotとは、インターネット上であらかじめ設定された内容に従い自動的に動くプログラムの一種です。

日々、膨大な情報が生まれるweb上では、botが活躍する場面は多く、Googleのような検索エンジンではbot があちこちのホームページを毎日巡回して情報収集を行っています。

もっとも身近なbotとしては、Twitter上に存在する、全自動で動いているアカウントが挙げられます。例として、設定された時間になると、設定された通りのことをツイートするbotや、特定の情報源を参照することで、自動でその内容をツイートするbotなどが挙げられます。

botterから洞察できるビジネスチャンスは、botのようなサービスを今後大きくしていくためには、非エンジニア、一般家庭など、一般の中にbotの恩恵を入れていかなければならないということです。それができなければこれ以上は広がっていくことはないでしょう。

このときにbotterから分かる一番重要なインサイトは「2度同じことを繰り返したくない」ということです。

この価値観を持っているかどうかは非常に重要で、一般の人たちに対してこの価値観を伝えるコミュニケーションをしていくことで、「これはムダな作業だから簡単にbotでやってしまおう」という形に移行していくでしょう。

朝活系・新規事業、サービス開発アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介29】朝活系・新規事業、サービス開発アイデアのヒント(朝活族)

朝活族は初めて新規事業に取り組む人や、新商品開発の部署に来たばかりという人にとくにオススメのトライブです。何故なら朝の時間は夜の時間に比べ、実はまだまださまざまなニーズがあるからです。

今まで朝の時間の過ごし方といえば、寝て起きて、ご飯を食べ、準備をして、会社や学校に行くだけでした。一方、夜の時間は、エンタメ、飲食、トレーニング、勉強、休息など既にさまざまなニーズとそれにこたえるサービスが存在します。

つまり、朝に着目することで、意外と人の関心を引きやすいサービスや商品を生み出すことができるといえるでしょう。

朝活族の調査から分かったキー・トレンドは、既にほかのジャンルでもかなり出ていますが「リセット欲求の増加」です。

現代は情報過多で、あまり仲良くない人も含めて人的ネットワークが多く、仕事、勉強などのストレスも多く、都市生活を送る人にとってはあまり生きやすい世の中ではありません。

そのため、これまではガムやお酒、飲料、タバコ、睡眠などでリセットしていましたが、それでは足りなくなってきて、「体験を通じてリセットしたい」という欲求が現れているのが大きなトレンドです。

F1層向け新規事業・商品・サービス開発、アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介28】F1層向け新規事業・商品・サービス開発のヒント(WLB女子)

トライブ

WLB女子は仕事を頑張り、社会的にも認められながら、生活者としては私生活も充実させたいと考えており、いわゆるバリキャリともキラキラ女子といわれている人たちとも異なります。いつものトライブのように先進的というより、マジョリティに近い存在といえるでしょう。

しかし、いわゆるF1層といわれている人たち、とくにOLの人たちに向けた商品やサービスを考える際に、彼女たちのライフスタイルを調査することは欠かせません。

WLB女子から見えてきたインサイトの中で、もっとも中心に見据えなればいけないのは、彼女たちはひとりになれる時間が想像以上にないということです。

独身だから時間は自由になると思われがちですが、実家暮らしであれば家族がいるし、同棲していればパートナーがいる、オフィスにいれば同僚や上司がいる、彼女たちが本当にひとりきりになれる時間や空間というのは意外とありません。

女性が本当に人の目を気にしないでいられる時間は、お風呂やトイレといった限られた遮断された空間だけになっているため、「ひとりになれる空間でどうリラックスさせるか」ということをデザインすることに大きなチャンスがあります。

女性の社会進出が今より進んでいけば、今後さらに、これらの一人時間のリラックスをサポートしてくれるようなプロダクトやサービスが必要とされてくるでしょう。

コミュニティ系サービス、新規事業開発アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介27】コミュニティ系サービス、新規事業開発アイデアのヒント(カリスマレビュアー)

レビューと一言でいっても不動産、映画、商品、グルメなどさまざまなジャンルがありますが、とくにグルメ系などでは顕著な傾向として、ヘビーユーザーがライトユーザーに影響を与えているという現象がみられます。

ヒベーユーザーとして熱心にレビューを書き続け、他のユーザーの間で評価されるようになったのが「カリスマレビュアー」です。彼らは膨大な質量の文章を書き続けて他ユーザーから信頼を得て、それをモチベーションにさらなるレビューを書き、評価され…というサイクルを繰り返しています。

彼らの中には、小説家顔負けの独特な文体を手に入れた者や、インターネット外でも有識者と目されるようになった者も存在します。

このように、ユーザーがユーザー目線で口コミ、評論をして、多くの人に影響を与えることの未来や、レビューやヘビーユーザー活用の未来を洞察したのがカリスマレビュアーのレポート内容です。

とくにレビューサイトやCGMサイト、コミュニティを活用したインターネットサービスを作る際にはカリスマレビュアーは広く活用できるでしょう。

農業系サービス、新規事業開発のアイデアのヒント

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【トライブレポート紹介26】これからの農業系サービス、新規事業開発のヒント(アグテックサプライヤー)

トライブレポートの農業シリーズ第1弾である「ネオ農家」のレポートでは、従来の農家像から脱し、最新の農業機器を活用したりデータを駆使したりして農業生産を行う人たちを調査・分析しましたが、農業シリーズ第2弾「アグテックサプライヤー」では、先進的な農業技術の提供を行う人たちの調査・分析を行い技術提供者の目線で見た農業の未来の兆しや、これからの農業×テクノロジーなど、新たなイノベーションの方向性について洞察したレポートになります。

調査して出てきた農業業界の大きなキー・トレンドとしては「テクノジーを起点とした雇用の増加」があげられます。

たとえば、これまで田植えはアルバイトやご近所で協力して腰を曲げて行っていましたが、今後は田植え作業そのものより、機械を操作できる人のほうが重宝され、ラジコン操作のようなことや、プログラミングができたり、ドローンを飛ばせたりするテクノロジーに強い人のほうが求められていくでしょう。

プログラミング女子、職人系女子などにみる技術職への女性進出のヒント

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【トライブレポート紹介25】プログラミング女子、職人系女子などにみる技術職への女性進出のヒント(プロ女子)

「プロ女子」は、プログラミング言語などなんらかのスキルを得てエキスパートを目指す女性のトライブです。上記のような時代背景に加え、社会における女性の活躍が叫ばれる中で彼女たちは存在感を増し、専門職、プロフェッショナルの世界では、多くの関心が寄せられています。

たとえば左官職人の女性など、最近たまにテレビなどでも取り上げられていますが、一般的に男性が多いといわれている技能的な職業についている女性がプロ女子(プロフェッショナル女子)の定義です。

SEEDATAではこれらのプロ女子の調査から、女性の社会進出の中でも職人的なジャンルへの進出を促進している要因と、今後この条件をそなえた職業は進出が進んだり裾野が広がるだろうという分析を行いました。

ひとつは独学ができるということです。ただし、インプットするだけではもはや学習ではありません。アウトプットできることを前提とし、失敗を繰り返してチャレンジできることが重要です。

これは今の学びの中でも重要といわれていることですが、独自にスキルを積み重ねられるジャンルのものは、女性や外国人の方にも広がっていきやすいといえるでしょう。

働き方改革系サービス、リモートワーク系サービス開発のアイデアのヒント

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【トライブレポート紹介24】働き方改革系サービス、リモートワーク系サービス開発アイデアのヒント(ネオノマド)

ノートパソコンなどのデジタルデバイスを用い、カフェや図書館などで仕事をする「ノマドワーカー」と、都心以外にも居住地(おもに田舎)を持ち、継続して二地点の反復的な滞在を行う「デュアルライフ」。 この2つの要素を合わせたともいえる概念が「ネオノマド」です。

彼らは都会と地方に2か所以上の居住地を持ち、場所を選ばずどこでも仕事をし、さらにその仕事自体も複数持っています。たとえば平日は都会で会社員として勤め、休日は地方で町おこしや地方住民との協働を行うといった形で、単一の場所や仕事から解放された形で生活を行っています。

地方活性化ビジネスや週末起業など、ワークスタイルの多様化が話題になっていますが、 このネオノマドはその最先端といえるでしょう。全体数は少ないものの、既に存在し、増えつつある彼らネオノマドに密着することで、 近未来にありうる多様な働き方とそれに伴う行動様式や消費形態への知見が得られるでしょう。

マッチング・シェア系サービス開発のアイデアのヒント

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【トライブレポート紹介23】マッチング・シェア系サービス開発・新規事業アイデアのヒント(シャリオ(捨離男))

シャリオは断捨離やミニマリストよりもさらに先をいく概念を持ち、購入はするけど同時に廃棄もする、さらに循環をさせるような動きをとっています。

これまで、どちらかといえば男性はコレクターが多いという印象がありましたが、捨てる男性は今後も増えていくはずなので、彼らがモノを買う基準、捨てる基準、あるいは手元に残すモノの基準などを知ることは、現代人に向けた商品開発に大いに役立つことでしょう。

まず、シャリオの調査でみえてきた重要なポイントは、彼らはモノを購入する時よりも、捨てたり、売ったり、買った後の廃棄のプロセスのほうが大事という価値観を持っているという点で、捨てることにもはや喜びを感じているともいえます。

これはSEEDATAが調査したフューチャーショッパーにみられる「購入もするが返品する」という考え方にも似ています。単にモノを購入しない、または仕方なく捨ててすっきりするというような人たちよりも、購入しつつ廃棄や売却もするという人がこれから生み出していくであろう循環サイクルに着目しました。

ミレニアルズ・シェアエコノミー系新サービス開発のヒント

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【トライブレポート紹介40】ミレニアルズ・シェアエコノミー系新サービス開発のヒント(マイクロワーカー)

働く日数を”1日”から選べるスポットバイトで、勤務日を当日~1ヶ月以内に決めることができる働き方が、特に若者を中心に増加しています。スマホの普及により、予定を組んでいなくてもいつでも友達と会うことができ、どこでも動画や音楽を楽しむことができるようになり、若者の時間の使い方の選択肢は昔に比べて明らかに増え、時間の効率的活用方法をよく知っています。

「好きな時に」「好きなだけ」「いつでも」働くことのできるマイクロワーカーの考え方は、今後より注目されていくでしょう。

大学生に今顕著に現れているのは、バイトやマイクロワーカーだけの話ではなく、「あまり先の予定を入れたくない」という価値観です。つまり、いくらでも短期間に仕事や用事を入れることができるのに、「何故1カ月も先のシフトが決まっているのか」というのが彼らの義憤になり、これまでのような働き方の仕組みがそぐわなくなっているのです。

そのため、「固定バイトが嫌だ」という若者は増加しています。その一方で、SNSが発達して「気分が乗ったときにやりたい」というような人たちが出てきているのは興味深い点といえるでしょう。

今、アルバイトに人が集まらないのは「単純作業が嫌だから」と企業の人は勘違いしていますが、彼らは「単純作業をするタイミングが固定されていることが嫌」なのです。このことをシェアリングエコノミービジネスを担当する企業の担当者は理解しておきましょう。

プレミアム食系サービス・新規事業開発のヒント

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【トライブレポート紹介39】プレミアム食系サービス・新規事業開発のヒント(食リッチ)

今後の食の作り方のヒントは「機能疲労」というキーワードです。

つまり、「機能が多すぎると疲れる」ということはこれまで耐久財においてはよく言われていましたが、食事においても同様の現象が起きているのです。

過度に作りこまれたコースは食べ手側を疲れさせ、心も体もお腹いっぱいになりすぎてしまうため、あえて緩急をつけ、味に抜けた部分を作ったり、シンプルにする瞬間を作ることが必要です。消費者も食に機能疲労しつつあるので、そこを取り除くことを先端的な食リッチたちは求めているのです。

サーモン&トラウトの森枝さんも「全部が印象に残る料理は逆に疲れる」と話しているように、これは耐久財だけではなく、今後の食全体を食を考えていく際に重要なのではないでししょうか。

最近は作りこまれすぎた料理が増え、食べていて疲れてしまう料理が多いため、疲れない味付けや食べ方、「疲れない」といったコンセプトで料理や食品をデザインしていくことは大きなチャンスといえるでしょう。

クラウドファウンディングサイトを利用した新商品・サービス開発アイデアのヒント

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【トライブレポート紹介38】Makuakeなどのクラウドファウンディングサイトを利用した新商品・サービス開発アイデアのヒント(クラウドファウンダー)

SEEDATAの定義するクラウドファンダーとは、クラウドファンディングに積極的に投資する応援者たちのことで、このような行為をスポンサード行為と考えると、今までは多額な支援金が必要でしたが、クラウドファンダーは少額の投資をさまざまなプロジェクトに行なっているという点がポイントです。

また彼らの中には応援したいという気持ちよりも、先進的な商品を好み、リターンのプロダクトが欲しいために出資する人も存在します。クラウドファンダーに目を向けることで、メーカーから商品を購入しないC2Cの新しい消費体験を発見することができるはずです。

彼らにとって大事なのは、商品が届くことよりも、起案から応援が集まり、 商品がどのように作られ、どのような苦労を経て自分たちの手元に届くのか、というストーリーを感じられるかどうかなのです。価値を感じるのは商品そのものよりも、むしろ商品が届くまでのストー リーであり、また、手元に届くまでにどんな使い方ができるか考えるのが彼らにとっての楽しみともいえるでしょう。

ではそのストーリーをどのように作っていけばよいかというと、プロセス消費に着目し、完成の前段階で商品開発当初のコンセプトや、開発途中の商品が消費者に手元に届くまでの過程を公開することに価値が生まれていきます。

クラウドファンディングでより多くの資金を集めるためには、どのプロセスを伝えれば喜んでもらえるかを考えることで、ストーリーを作ることも可能です。

中食サービス・新商品開発のヒント

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【トライブレポート紹介37】中食サービス・新商品開発のヒント(ノンディッシャー)

かつて食器は食べ物の衛生状態を守り、かつそこに芸術をもたらして食事の舞台を作り上げる重要な存在でしたが、最近ではフライパンで作った食べ物を皿に移すことなくそのまま食べたり、コンビニで買った中食を袋のまま食べるという人びとが現れています。

SEEDATAでは彼らを「ノンディッシャー」と定義し、彼らが家庭の中でどのような生活行動を行っているかを調査しました。彼らの価値観を知ることで、そもそも食のパッケージの在り方を見直し、家の中で食べるものだからこその商品開発に活かせるはずです。

この調査から出てきた重要なキー・トレンドは、買ってきて自宅やオフィスなどの室内で食べる際に「匂いを基準にして食材を選ぶようになる」というものです。中食の容器だけでなく食材を温めたときの反応まで考えられればイノベーションが起きる可能性があるでしょう。

また、温めたときや食べる際だけではなく、捨てたあとの匂いに対する問題もあります。

日本は空調管理設備が充実したことで公共空間は無臭化し、室内も空気清浄機やエアコン、ルームミストやファブリックミストなどの効果もあって、食後の容器や生ゴミから発生する「違和感のある匂い」に対して、極度に敏感になっていると考えられます。

この「違和感のある匂い」をひとつの競争軸にすることで、開発者の方々にとってはおもしろい展開があるのではないでしょうか。

ハイティーン向けサービス・新規事業開発のヒント

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【トライブレポート紹介35】ハイティーン向けサービス・新規事業開発のヒント(SNOWガール)

加工アプリは今や顔を可愛く見せるだけでなく、風景をキレイに撮影するため、食べ物を美味しそうに撮るためなど、様々な場面で「盛る」ための支援をしてくれるアプリが普及してきています。ただ顔を可愛く加工するだけでなく、ネズミやクマなどを自分の顔にかぶせる加工ができるアプリの先駆けがSNOWです。

SEEDATAではミックスチャネラーの調査も行いましたが、感度の高いハイティーンを継続的に見ることで、それより上の世代がまだ気が付いていない新しい顧客体験の芽を見つけることができるため、定期的にティーンの調査を行っています。

長年ハイティーンを見続けていますが、近年メイクや化粧の概念が拡張してきていると感じています。

昔はリアルな自分の顏を化粧することがメイクの範囲でしたが、SNS上のもうひとりのバーチャルな自分に対して化粧をするということもメイクの一環になってきているのです。つまり加工はそういうものに対しての化粧道具であり、私は加工アプリではなく、拡張されたメイク道具だと捉えています。

以上のことから考えると、「SNSにおいては盛ってから投稿するのはマナー」というのは非常に理解できます。女性であれば「人前にスッピンでは出られない」と思っている人が現状は多いはずですが、そういった社会的な規範があることを考えれば、SNSに自分の顔写真を出すのに盛らないのは失敬でマナー違反ということになることも理解はできます。

メイク道具のアナロジーとして考えると、最低限の薄化粧からがっつりやりたい人までいることも理解可能です。

このように考えていくと、メイク道具の在り方もカメラの在り方もまだまだ変わってくるはずです。

住宅・建築・建材・工具業界向け新規事業開発アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介34】住宅・建築・建材・工具業界向け新規事業開発アイデアのヒント(セルフリノベーター)

哲学実践型リノベーターのインタビューから分かった興味深い点は「この椅子が辿ってきた道のりは自分の人生に重なりあう」など、デザインや機能とは一見関係のない「ストーリー」で椅子や木を選んでいるということです。

古いということよりも、その木材や家具を人とみたてたときに、どういう人生を歩んできたものなのかという見せ方をすることで、十二分に中古品や傷ものもその人にとってはビンテージ化することができるのです。

今までビンテージは十把一絡げに、産地や保存方法など誰しも理解できる基準で、客観的に「これはビンテージ」と定められていましたが、彼らのような価値観が増えてくると、「その人にとってはビンテージになる」というものがどんどん出てくるため、これからは単に古いものもどんどん価値化できる、ここはひとつビジネスチャンスといえるでしょう。

C2C全盛時代のサービスや新規事業アイデア開発のヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介33】C2C全盛時代のサービスや新規事業アイデア開発のヒント(オンラインフリマ)

フリマアプリが浸透して約4年。フリマアプリを活用するユーザーには「売れるという安心感による、消費意欲の増加」という大きな消費体験の変化がみられます。

彼らは購入した商品が想像とズレていたり、使わないと判断するとすぐに売却します。フリマアプリでの相場感を把握しているため、金額的に損することなく、 一通りの商品体験をすることができるのです。

さらに、商品を選択する段階から売る前提で購入し、最後まで使おうという気持ちがないことなども特徴です。

このような購買行動の変化が、消費体験を変容させていると考え、売ることを前提とした消費行動が導く未来に着目してリサーチを行いました。

フリマアプリの浸透により、もっとも世の中に表れている大きな変化は、買う時に売る時のことを考えるセリングファーストという未来です。

不動産や車といった高額耐久財は昔から中古市場が整備されていましたが、それが広がり、実に多くのものがセリングファーストになる社会が実際に訪れています。

また、フューチャーショッパーにも引き継がれている大きなトレンドですが、レンタルっぽく一回しか使わないものであってもフリマアプリで売れるから購入するという、買うと借りるの間、リセールとして、フリマアプリを使っている人たちも登場しています。

マインドフルネスに着目した新規事業や新サービスアイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート41】マインドフルネスに着目した新規事業や新サービスアイデアのヒント
はじめに~トライブレポートとは SEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。 トライブ・リサーチから...

ストレス対策や仕事の能率向上など、日常の様々な場面でマインドフルネスに注目が集まってきています。SEEDATA ではマインドフルネスを通じて、身体の調整を超えた「心のコンディショニング」に取り組む人々を、マインドチューナーと名付けました。

その方法は座禅からヨガ、ランニングに至るまで様々ですが、その先に辿り着く自己、そして他者への「気づき」が、他者との関わり方や、 社会における自分のあり方の意識に変化を及ぼしていると分析しています。

このレポートでは「気づき」によって、ス トレスや迷いを乗り越えた心の健康、さらにはよりよい組織や社会づくりを追求するマインドチューナーをご紹介します。

プレミアム系商品開発・新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介42】プレミアム系商品開発・新規事業アイデアのヒント(カルチャーシーカー)
はじめに~トライブレポートとは SEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。 トライブ・リサーチから...

地域の魅力を探索し、未だ体験したことのない生活を探し求める人たちや、地域の味を求めるフーディスト、好奇心を満たすために旅に出るトラベラーなど、生活スタイルはそれぞれですが、SEEDATAでは豊かな生活を探求し、自らライフスタイルを作り上げる生活者をカルチャーシーカーと定義しました。

カルチャーシーカーは「豊かな文化を自分のライフスタイルに取り入れる」という意味での豊かさを追求している人たちです。文化に対して高い付加価値を感じている人たちの調査なので、さまざまな人に応用可能なレポートです。

彼らに目を向けることで、今後人びとが求める豊かな生活の在り方、そしてごたわりを持って暮らす人たちの価値観を知ることができるでしょう。

シェアリングエコノミー系新規事業、新サービス開発アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート43】シェアリングエコノミー系新規事業、新サービス開発アイデアのヒント(エニカー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

昨今、シェアリングエコノミーの台頭により、ありとあらゆるものが共有(シェア)されるようになりました。プライベート(個人)とパブリック(社会)の境界線がますます薄くなっている現代において、今後シェアリングエコノミーはどこまで拡大し、生活者の価値観はどのように変化していくのでしょう。

そこで、今回は個人間のカーシェアリングサービス「Anyca」のユーザー調査をおこない、「Anyca」のユーザーの中でも、共有された車を利用するドライバー側ではなく、所有する車を共有するオーナー側に焦点を当てました。

そこで、車を切り口に、シェアリングエコノミーの普及から読み取る消費者の所有の意識変化というテーマを調査するためにカーシェアサービスのユーザーに着目しています。

未来の買い物行動にみる新規事業、新サービス開発アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート45】未来の買い物行動にみる新規事業、新サービス開発アイデアのヒント(フューチャーショッパー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

amazonからお気に入りの商品をワンプッシュで購入できるDashButtonや、音声による買い物を可能にする音声認識デバイスのamazonechoの登場、サブスクリプション型サービスの登場により、私たちの購買体験は飛躍的に進歩を遂げています。

また、複数チャネルや課金システムといった環境変化に伴い、生活者の買い物行動・意識にも大きな変化が起きようとしています。

このレポートでは、サブスクリプション型のサービスを多用している人、DashButtonを頻繁に活用している人、返品機能を駆使して購入後に気に入らないものを返品している人、primenowを利用してオンラインで欲しいものをすぐに購入している人、そして、リアル店舗で商品を確認してオンラインで購入している人など、オンラインとオフラインを自由に行き来して買い物をする人びとを「フューチャーショッパー」と定義し、調査しています。

リサーチを通し、先進的な買い物行動を把握することで、今後の買い物における意思決定プロセスがどう変化していくのかを明らかにしています。

飲食、第一次産業系新規事業アイデアのヒント

【参照記事】

【トライブレポート紹介46】飲食、第一次産業系新規事業アイデアのヒント(肉リッチ)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

昨今のグルメにおいて、肉ほど産地とランクのブランド性が強固なものは他に例を見ないといえるでしょう。その一方で、肉リッチは既存の「おいしい肉」のスタンダードを疑い、目の前の肉料理ができるまでの背景や、肉の味を最大限に引き出す料理人の技術、産地によらない新たな肉の評価方法を手探りで追い求めていることが特徴です。そして今、彼らが導き出そうとしているのが、「何が、誰が、肉のおいしさを決めるのか」という大きな問いです。

「おいしい」の背景を問う肉リッチに目を向けることで、これからの食における生産者・料理人・消費者の関わり方の変化の兆しを探ったのが本レポートになります。

「プレミアムブランドを作りたい」「プレミアム食や富裕層向け食を知りたい」というときに、「食の未来」という大きすぎるテーマでは調査しずらいため、今回は「肉」に限定して調査しています。

電子決済系新規事業、新サービス開発アイデアのヒント

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【トライブレポート44】電子決済系新規事業、新サービス開発アイデアのヒント(フェリカー)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

昨今、Fintechの発達は目覚ましく、単なる現金決済を効率化、電子化するだけでなく、決済の仕様に合わせた付加価値が求められている段階にあるといえます。また、Bitcoinをはじめとした仮想通貨の普及も加速度的に進んでおり、ますます中央集権型であったかつての金融システムは分散型へと変容しつつあるといえるでしょう。

電子決済が発達している北欧においては、現金を持っていても決済に利用できずにいる”現金難民”なる階層がいるとされています。その一方で、中国においてはホームレスが投げ銭用のQRコードを持ち歩くなど、世界的に決済・金融システムの電子化が進行していることは間違いありません。

このように、世界的に電子決済が進む中、日本はいまだ現金決済でなければならない場面が多いのは事実ですが、金融システムの大きなトレンドの中、大きな変化や、新たなサービスが次々と生まれています。

インバウンド系の新規事業開発や新サービス開発のヒント

【トライブレポート紹介47】インバウンド系の新規事業開発や新サービス開発のヒント(ジャパンマニア)
はじめに~トライブレポートとはSEEDATAは今後増えていくであろう考え方や行動を示している先進的な消費者グループ=「トライブ」を独自のリサーチによって発見、定義し、調査した結果をレポートにまとめています。トライブ・リサーチから得られ...

日本の伝統文化を継承する人、日本文化を海外に発信する人、日本に何度も旅行する人など、日本への関わり方は様々ですが、ジャパンマニアは、日本文化に魅了され、精通している在日・訪日外国人のトライブです。

日本に滞在する外国人を訪日外国人と呼びますが、ジャパンマニアはそれを超えて移住までしている典型的なエクストリームユーザーたちです。

日本に何度も旅行するうちに、移住し、さらにエクストリームに日本の伝統文化を継承したり、日本文化を自ら海外に発信するところまで到達します。

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宮井 弘之
Written by
宮井 弘之(Miyai Hiroyuki)
SEEDATA 代表