202X年のSEEDATAはこうなる!インターン生が予測する未来【後編】

社員とインターン生がチームを組み、お互いにインタビューする練習やビジョンやコンセプトをつくる練習を行う、SEEDATA独自のギャザリング。

今回のテーマは【未来の記憶 202X年のSEEDATA】。お題は『SEEDATAのインターンの取り組みが評価され、雑誌の取材をされることに。掲載された記事はどんなタイトルで、どんな内容だったでしょうか?』というもの。

本記事では、2018年1月21日行われたSEEDSTAのギャザリングで発表された、未来洞察を得意とするSEEDSTAのインターン生ならではの、実にユニークな発表の数々を2回にわたってご紹介します。前編はコチラから。

「teles開発に携わったのはインターン生だった

(以下は記事内容を抜粋・編集したものです)。

『2025年に発売されたウェアラブルでバイスteles。脳波を利用してモノやデータを念脳力のようにあやつれる。

この商品はiPhone、スマートスピーカーに代わるインターフェースとして広く認知されている。

このデバイスのUXデザインに関わっているのは博報堂のインサイト集団、SEEDSTAのインターン生たちである。

彼らが見つけ、調査したトライブレポート「ボディ・オーギュメント」(道具や乗り物を自分の体の一部のように操る人々)のリサーチが、telesのUXの根幹となっている。

SEEDSTAインターン生の知見は、実はほかの商品(食べ物、飲み物、サービスなど)にも広く使われているのである』

起案者からのコメント「たとえば、耳のあたりにつけるウェアラブルデバイスTelesにより、脳波で絵を描くアーティストなどがいる世界。タブレットなどを見ながら念じるだけで絵を描くことができる、telesが浸透している社会を想定しています。

紙面にはSEEDATAがこの商品の開発にどのように携わっていたのかが掲載されていて、ボディ・オーギュメントというトライブはクロスバイクのドライバー、弓道の達人、サーファーなど、そういう人々を調査しインサイトを分析。そのインサイトを企業に提供し、企業は技術を提供し、共同でtelesは生まれました。

2025年としていますが、みんながiPhoneレベルで使っている革新的デバイスが浸透したあとの世界を想定していて、そんな革新的デバイスの開発に関わったのは実はSEEDATAのインターン生だったという内容です」

SEEDATA、SF研究所による未来洞察-文学部がソウゾウする未来

続いて、SEEDATAがインサイトをもとに10年後、100年後の未来を描くSF文学を生み出すというものです。

(以下は記事内容を抜粋・編集したものです)。

2017年にSEEDATAがインターン生に研究所運営を委託した。

研究所の役割としては、SF文学を大学部の学生がつくりだすこと、そしてそれを文庫化することである。

これまでのトライブレポートのインサイトをもとに未来洞察し、そのストーリーを文学部の人たちが書き上げる。

SEEDATAが文学部に注目したのは、近年文学部の就職難が顕著になっているため。また、生活者のストーリーを考察することに、この研究所は寄与している。

起案者からのコメント「たとえば20××年にワークライフバランスを追求しすぎて趣味100%の「趣味女子」が大流行しましたが、それはSEEDATAおよびSEEDATAインターン生のインサイトをもとにした物語をSEEDATAのSF研究所が発表したから。

今あるSF文学は現実味がない、妄想に近いものが多いが、これはインサイトをもとにして10年後、100年後に起こりうる未来を提示している研究という設定です。

SEEDATAインターン生は今までの誰にでもできるような仕事をこなすだけではなく、文学部や芸術系の学部を中心として集め、想像力を駆使して運営していく。文学部は就職困難なので、その打開策として研究所を設立しました」

映画や文学など、スーリーを用いて未来の姿を伝えていきたいというメンバーの想いが垣間見えますね。

ラボドリブン社会SEEDATA LAB

続いては、某雑誌で特集を組まれ、表紙にも掲載されたという設定です。

起案者からのコメント「2023年、今から5年後にどういうことが起こるかを考えて、SEEDATAラボを設立してコーヒーチェーン店のように普及させていこうというもの。

SEEDATAラボとは、3Dプリンタなどがおいてあり、カフェでもあり、モノも売っています。

具体的に、これまでのSEEDATAのクライアントワークで生まれたプロダクトやサービスを販売。メーカーが作ったものとして世の中には知られているが、実はSEEDATAが開発に携わっていたということを知ってもらうきっかけ作りなる。

もう1つの目的は、futureinfoなどで共有されている情報をもっといろんなところから仕入れてもいいし、広がってもいいと思うので、集まった人同士でfutureinfo※的な空間ができればいいなと思いました。そこに行けば新しい情報が集まっているという。

しかも、集まった人たちでトライブリサーチからできた商品をチェックできる、ほかの人にも受けられられるかテストできるという(Lab)を作りたい。

価値としては、情報は広まったほうが強いし、今までSEEDATAは黒子的な役割が強かったけれど、脱黒子というところもひとつの価値と考えています」

※futureinfoとは、SEEDATA社内で未来の兆しが常時掲載され続けている社内SNSのチャンネル名です。

新規事業部のキーパーソンは大学生!?進む「特命フリーランス」活用社会

続いては、某誌の記者が、企業の新規事業部に大学生がアサインされるという情報を受けて取材したところ、大学生をストックしている企業があることがわかり、それがSEEDATAだとバレて取材を受けたという設定。この事例から見えてきた人材活用の未来を指摘しています。

起案者からのコメント「これまでなにか新しいことをしようとしたとき、たとえばたばこの会社が美容に参入しようとしたとき、企業内で人を集めて、そこに最適なリソースを形成していくのがスタンダードで、そこで求められる人材は組織の要求するタスクをこなすということでした。

これからは、新規事業を起こす際、必要な人材を企業外から適宜アサインするようなことが当たり前になっていくと思います。なぜ企業外から持ってくるかというと、たばこの会社が美容のことをやるならば、すでに美容に関する経験蓄積が豊富で、今すぐに事業を自走させる直前までもっていけるような人をスペシャリストとしてアサインさせてしまったほうがよいから。

これから求められる有能な人材とは、自身の経験やスキルで、自ら価値創造ができること」

未来が発展していくときに、SEEDATAのインターン生の能力のような、「個人」というのが企業にとっての価値になっていく。SEEDATAでは今トライブリストやfutureinfoを蓄積しているけれど、それと同じように、SEEDATAのインターン個人も、SEEDATAの持つ情報資源になっていく。

クライアントにSEEDATAのレポートを納品するように、新規事業にこの人間を貸しますと納品するというようなインターンが増えていくのではないでしょうか」

SEEDATAの価値はデータではなく人材のネットワークだという発見がありましたね。

枠外発想コンサル事業を開始

最後に紹介するのは、SEEDATAが枠外発想コンサル事業を始め、コメンテーターに発言内容の提供を行うという内容です。

テレビコメンテーターのX氏(60)の収録中の挙動が関係者の間で話題になっている。最近X氏は『全然違う話なんですけど』というキーフレーズが話題であり、彼が話すテレビでの一見脈絡のない話は、現在のレコメンド社会において新しい見立てを与えていると評判である。

一方でチーフプロデューサーS氏によると、「プライベートにおいても、脈絡のない妄言が増えている」という。脈絡のない会話で日常会話にならないと、業界内では困りの声が上がっているそうだ。

同誌の徹底取材によると、X氏は、テレビでの発言を枠外発想コンサルティングSEEDSTAから情報提供を受けていたことが発覚した。

同社は世の中のトレンドを独自に分析するコンサルティング企業で、クライアントの知らない枠外の情報を提供し、新しい視点を与えることで、界隈では有名な会社である。まったく違う視点を提供することで、新たな刺激を与えることができる、論理的でもない、リフレーミングを提唱することが特徴である。

X氏は、この会社からテレビで発言する枠外の情報提供を受け、その内容をそのまま発言していた。枠外視点をテレビで話すために『全然違う話なんですけど』というキャッチフレーズつきで発言していたのだ。

起案者からのコメント「SEEDATAでは2028年に枠外発想コンサルティングという新たな事業を開始。これまでもトライブリサーチでは、ヨガをやっている人をリサーチした結果、さまざまな美の価値観をを発見し、ヨガをやっていない人の美の価値観すらも明らかにしていくというような枠外発想を行っていた。

このように、2028年もさまざまなコンテンツをから、一見脈絡はないが枠外でつながっているような未来に対する洞察などをさまざまな企業にコンサルし、情報発信をサポートしていくような事業を開始する。

SEEDATAの枠外発想がこれまでのリサーチにとどまらず、世の中の情報発信やコンテンツにも適応されていくという点が新たな価値となっていくと思います」

SEEDATAの価値はデータではなく人材のネットワークだという発見がありましたね。

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以上が今回のギャザリングの発表のすべてです。

一見突拍子もないものに思える内容もあったかもしれませんが、20年前にiPhoneのようなデバイスがこれほど私たちの生活に普及している未来を予想した人がいたでしょうか。

SEEDATAではインターンや第二新卒として働きたい人を定期的に募集しています。

先進的な消費者のリサーチや、未来洞察を行ってみたいという方は、お気軽にお問い合わせください。

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